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祖母と私と家族と残された時間。
2005-10-21(Fri) 23:26
うちには祖母がいる。来月で90歳になる祖母。
15年ほど前から私たち家族と同居はじめた。
健康はまずまず。もちろん手足腰の力は年々弱ってきて、忘れっぽくなったりしてるが、
ひとりでお寺のある横浜や、末娘のいる八王子まで行ったりと、
この歳のおばあさんにしてはパワフル。
夕飯の支度も率先して作ったり、編物、洋裁と目や肩が疲れる仕事も
それなりにこなす。

だから私は90歳にもなる老人と同居しながらも、「老い」については鈍感だった。
それは隣で起こる事件であって、私の家には存在しないものだと、どこかで思っていた。
いや、もしかしたら、少し逃げていたのかもしれないけど。

先日、ひょんなことから、祖母と、祖母の将来についての話をした。

うちは、父母私妹祖母の5人暮らし。
祖母以外は外で働いている。
父が70歳を超えるまで、我が家はローンが残っている。
だから、父も母も仕事を止められない。
私は来から彼氏と一緒に住み始める。


祖母が言った。
「自分が動けなくなったときのことを考える。
 お母さん(私の母。祖母の娘)は、外で働いているから
 自分が寝込んでしまうようになっても、きっと私の面倒は見れないだろう。
 私はどうすればいいのか。
 老人ホームを探しているけど、できればここにいたい、出来る限り。」

泣いていた。
おばあちゃんが泣いていた。
初めて見た。

「解決策がないんだ。
 他に私を面倒見てくれる誰かがいればそこに行くことも考える。
 でももうそんな場所は老人ホームくらいしかない。
 けど、出来る限りここにいたい。
 どうすればいいかって悩んでいるんだよ。誰にも言えないことだけど。」

知らなかった。
祖母の家族がここにいるのに、私は祖母と毎日ことばを交わしているのに、
知らなかった。
逃げていたのかも。
なんとかなるんだろうと漠然と思いながら。

おばあちゃん。
あのおばあちゃんが、こんなに弱っているなんて。

ショックだった。とても。

でも思った。

知ること、知ろうと努力すること、
考えること、
手を打つこと、伝え合うこと、
理解しようと努力すること、
少しずつ何かを出し合うこと、
それらを笑顔で。。。

言ってるだけじゃダメ。

来週の月曜日、私はまず市役所に行く。
目を向けて来なかった時間を少しでも埋めるべく、何がどうなっているのかを知るため。
その手の本も買おう。
私が今経験し得ない心境を知るため、少しでも参考になるように。
会話をしよう。家族と。
誰を責めるのでなく、残りの時間をみんなが笑顔で過ごせるように。

何が待っているかわからないけど、進まなくちゃ。
恐いし、そむけたいし、知らないふりしたいけど、
私たちを育ててくれたおばあちゃんが幸せな死を迎えられるように。
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